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安定期(1)

今の稲葉浩志は、これまで生きてきて一番の安定期なのではないかと思う。
安定期と言うとまるで妊婦のようであるが、
妊婦に例えるなら稲葉浩志にとって、今は蜜月なのかもしれない。
何故かと言うと、それが『Peace OF Mind』のALに如実に現れてるように思えたからだ。

稲葉浩志をこのALに導いたのは、子供の存在が大きく影響してると思われる。

ある動物行動学者の著書で、遺伝子は利己的であるとの言説を読んだことがある。
例えば遺伝子を利己的なものとして考えるならば、
稲葉浩志の遺伝子は次世代の子供へと受け継がれたことにより、
次の自分(遺伝子)の乗り物を確保したことになる。
稲葉浩志の肉体が老いさらばえ朽ち果てようが、
遺伝子にとっては痛くもかゆくもないわけで、
次の乗り物である子供へと移行するだけのことである。
このような意味合いから考えてみると、遺伝子によって支配される稲葉浩志は、
自分の遺伝子滅亡の不安から解放されたことになる。

親と子供の関係は絶対的血縁によって結ばれている。
生まれたばかりの子供は自分の意思にかかわらず
自分の全存在を無条件に親に委ねなければならず、
そのことにより親は子供から全幅の承認を得ている。
その承認はいつまで続くのか・・・・子供の成長や親との関係により、
その期間はまちまちではないかと思われる。

今の稲葉浩志は、掛け値の無い全幅の承認を得られていることで
子供を鏡として映る自分の姿に、確固たる自己実存を認められる時期なのではないかと思われる。
そのことが稲葉浩志に精神的安定をもたらしているのであろうと想像する。

それが端的に証明されてるのが「ハズムセカイ」の歌詞だと考える。
いたって明るい曲調で歌われてる内容は、慈愛に満ちた親の眼差しであり、子供の成長へ思いを馳せる親の願いであり、親として在ることの喜びで溢れている。



「ハズムセカイ」

ハズムセカイ ハズムココロ
キミがいるだけで ボクの世界は変わるよ
ハズムフィーリング ハズムカンバセイション

ハズムアメ ハズムカミナリ
何でもかんでも シアワセのリズムに変わるよ

ハズムカゼ ハズムタイヨウ
何でもかんでも 優しく感じてしまうよ



このようにキミがいるだけで、セカイ、ココロ、フィーリング、カンバセイション、アメ、カミナリ、カゼ、タイヨウとなんでもハズみ、シアワセのリズムに変わり、何でもかんでも優しく感じられボクの世界は変わると歌っている。


ねえ 知らないでしょ 自分のすごい才能を

何もかも 思い通りにはいかないことは
痛いほど 分かってるから
何もかも あきらめる前に
大切なもの見極めたいんだ まだここにいて

この浮世で起きてること
あれこれ いろいろ 受け止めて
泣くも笑うも キミとボク次第



そして子供の未知なる可能性に思いを馳せ、これから様々な体験をしていくであろう子供を傍らで見守っていこうとする親の眼差しがあり、子供を取り巻くであろう社会に対しての親の心構えが感じられる。

この「ハズムセカイ」では、とても素直でストレートに気持ちを表出する稲葉浩志を感じて、聴く者にもそれらがストンと入り込み、優しく温かな心持にさせられるのだと思う。

歌詞にもあるように、キミ(子供)がいるだけで、ボク(稲葉)の世界は変わったのだろう。




また、このような安定期にあって、稲葉浩志は自分から社会にコミットしようとしてることも窺える。




次回に続く・・・


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2005.08.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | 人・稲葉浩志

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