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投稿者 17歳 男

投稿者   否馬 非老子 (仮名) 17歳 男


『道』

真昼間の蜃気楼で焦点は定まらず、視力なんてものは当てにならない。
興味本位の好奇心に導かれるままに、僕は歩を進めた。

揺らめく水辺の向島は近寄るほどに遠のいていった。
見たこともない色とりどりの競演に目を奪われる。

覚醒とまどろみの狭間で自分の居場所を確かめようと
光跡を追いながら、僕が漕ぎ出した航跡を振り返ってみたりする。

理性は平静を乱されて、時おり激情に駆られる妄想家になる。
それでも僕は歩き続けた。
前に進むしかないのだから。


真夜中の獣道、標識なんてものはまるで無い。
鋭くもない頼りない勘に従って、僕は歩を進めた。

風に揺さぶられる木々のざわめきが僕の失態を嘲笑い
妖しい月の光が幼稚な僕に誘惑の手を差し伸べてくる。

不安や恐怖で足元がふらふらで、小さな石ころにさえけつまづき
こけつまろびつ起き上がり、景気付けに鼻歌吹かせてみたりする。

感情は尋常を飛び越えて、時おり夢遊病のような放心状態になる。
それでも僕は止まることなく歩き続けた。
ゆっくりと一歩ずつ。
前に進むしかないのだから。


僕の道は誰かが先導してくれるものではない。
道なき蜃気楼も僕自身で通り抜けていこう。

僕の進むべき道に誰かが明かりを灯してくれはしない。
道なき獣道に僕自身の足跡を残していこう。





 

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2005.12.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | その他

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