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再会

この夏、久しぶりに高校時代の唯一の親友と呼べる彼女と再会した。
相変わらず彼女は年齢相応に美しさを保っていた。
いや、実年齢よりも若々しく美しい。

私は一応女であるが、同性に関しても美しい人が好きだ。
外見の美しさばかりではなく、その人の内面の美しさや輝き、
そして知性が顔つきや目つきに表出してると感じられる人が好きという、かなりの欲張りである。
自分自身の無いものねだりが対象にソレを求めているのかもしれない。
彼女は、そんな私の欲求に叶う数少ない人だ。




何を隠そう、私は高校生当時に彼女に恋をしてるのではないかと錯覚してしまうほどに
彼女に「ご執心」であった。
彼女に対しての羨望や嫉妬心に苛まれるという屈折した感情を抱きながら、
高校の3年間を彼女と共に歩いてきたような気がしている。
親友というと何やらずっと一緒にいると思われるかもしれないが、
私と彼女の場合は校内で二人きりで一緒だったことは殆ど無くて、
周囲が私たち二人が友達であることにも気づかないような接触でしかなかった。

専ら彼女との関係はお互いの下足箱の中に投げ入れる手紙(アナログ人間だから)が主だったもので、時々週末の学校帰りに待ち合わせては人気の無い公園で会ったり、お茶したり、
休日に私の部屋に遊びにくるような、まるで人目を忍んで逢瀬を重ねる不倫関係のようであった。
そんな関係に至るにはそれなりの理由があるわけで、
お互いのそれぞれの友人関係のせいで、そんな関わり方になってしまったと思っている。
何故か私と彼女が親しくしていると周囲は面白くないようで、
他の友達関係がギクシャクしてしまうという状況を招いた。
私と彼女は二人とも、どちらかというと相談される役回りという位置づけにいつの間にかなっていて、あまり物事に動じない落ち着きはらった冷静な人物に見られていたようだ。
まあ可愛らしい女子高生ではなかったわけだ。
そんなことから彼女との密会的関係が3年間続いた。

卒業後はそれぞれの道に進み、生活圏も遠く離れ、何回かは会っているのだけれど、
年に一度の年賀状だけという疎遠な時期もあった。
それでもお互いの近況は大体のところで把握していた。
昨年あることがきっかけで頻繁にメールをやり取りするようになり、この夏に会うことになった。

久しぶりに会って話した時間はあっという間に思えるほどに楽しいものであり、
とても久しぶりの再会とは思えず、
高校生当時に語り合っていた二人に戻ってしまったかのようであった。
また今まで隔てていた時空を飛び越えてしまったように、
彼女との空白が全て埋められてしまったような感覚だった。
こんなに気楽にゆったりとした雰囲気の中で会話が楽しめる相手はそうそういるものじゃないのだと、改めて彼女の存在の有難さを痛感した。

その会話の中から
彼女「この間友達と話してて不思議に思ったんだけど、、、私が人には言えない消してしまいたい過去とかあるもんだよねって話したら、そんなのないよって即答されたんだけど、そんなものかしら?」
私「無い人もいるんだね~。みんな何かしらあるような気がしてたけど・・・。私なんて大有りだけど(笑)」な~んて会話もあった。

消してしまいたい過去が有る無しで幸不幸がはかれるものでもないけれど、
そんなものは抱えない方がラクに生きられるようにも思う。
ところが私と彼女はお互いにそれぞれ消してしまいたい過去を抱えてしまったようで、、、、、、
私が彼女と接していた高校生時分には、彼女はそんなものを抱え込んではいなかったはずだ。

少し驚きもしたが、すぐさまあり得ることだと納得した。
お互いにそんな過去を作ってしまったことがわかっても、
もちろんその詳細については一切触れることはない。
他人に立ち入られたくないことであることは互いに思っていることであり、
だからこそ相手のソレにも立ち入ろうとは思わない。
その辺の暗黙のルールが付かず離れずの関係を維持できた要因かもしれない。
高校生の頃に毎日のようにやりとりした手紙の内容も、日記的な出来事の羅列ではなく、
観念的な話題が多かったように記憶している。
最も多感で、自我を見つめる時期だったから・・・・
未だに・・・(汗)

お互いの来し方の詳細な出来事に関しては余り認識が無い関係だが、
関係を維持していく上でそれで不都合なことは全くない。

きっとこれからも今までと同じように時々メールし合い、お互いが会いたいと思った時には会い、
相変わらずな内容の会話をしながら関係が続けられるのだろう。
しばらく会わずとも、彼女が何処かで元気に生きていてくれるだけで私は嬉しい。
それだけで私は支えられてる気がする。
私にとって、彼女はとても大事にしたい数少ない友人の一人だから。





みんな、どんな友達関係をもってるのだろう・・・・

『Brotherhood』の歌詞のように、いつもはそれぞれの道で離れていても、言いたいことを言い合い、いざという時に手がさしのべられるような関係でありたい。
日常的に、「おててつないで仲良しこよし」的ベッタリとした関係がとっても苦手だ。



「一人で歩けよ!」








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2005.08.31 | | Comments(0) | Trackback(0) | 雑感

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