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腐蝕

テーブルの上にりんごがふたつ。
茶色に変色し、丸いシミのようなものができる。
放置したまま、毎日育っていく腐蝕を眺める。


日ごとに広がっていく腐蝕。



初めは円形状だったものが、大きくなりながら歪んで変形していく。
それを無表情に眺める私の神経は一体何だろうか・・・・


捨てるでもなく、腐ってない部分だけを食べようともせず、
ただただ毎日蝕まれていく様を日課のように一瞥する。

日ごとに腐蝕の度合いが加速し、癌細胞の増殖を見るようだ。
もはや食物としての存在は無く、死にゆく生物としての主張を思わせる。


何故、捨てられずに毎日腐蝕を確かめるのか・・・




心の閉ざされた者にでも肌の渇きは覚えるもので、
その場で引き寄せあうものを感じたらば体を重ねる。

たぶんそれが始まりでもあり、終わりでもある。

愛情などなくても抱き合える。
その時に何かを感じるだけで。

体を重ねあうほどに親密な関係になれるものでもなく、
心が開かれていくとも限らない。




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2006.02.02 | | Comments(0) | Trackback(0) | 雑感

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