スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | | スポンサー広告

カウンター席

出先で一人で軽く昼食をとる時には殆どド○ールのような店に入る。
どこの駅付近にもあるし、手軽に素早く済ませられる。
一人なのだから、できればカウンター席のほうが落ち着く。

先日、銀座で入った店なのだが、時間帯が正午前だったせいかとても空いていて、
ド○ールと違って落ち着いた雰囲気の良い店だった。


ここが、私が座ったカウンター席から撮った目の前の壁。
壁の一部がレンガだ。
060511_1155~03.jpg


そして見上げると間接照明があり、そのランプシェードはカーブミラーのように
鏡になって店内が映し出されている。
ほらっ、その鏡の中に映ってる携帯をかざしているのが私。(わかんねぇ~)
060511_1155~02.jpg


私の席から出入り口方面に向かって見える店内。
ガラ~ンとしてる。
一人だけ、だいぶ前からいるらしく、
出入り口近くの丸テーブル席で書き物をしてる中年男性が居た。
060511_1156~01.jpg

このお店は案外古びてるようでいて、磨き込まれた清潔さがあって、
照明も少し暗めで居心地がいい。
しかもカウンターテーブルも奥のテーブルも天然木で安っぽくない。
席の間隔もゆったりめで窮屈じゃない。
店員の接客態度も好印象だ。


こうしてカウンター席で一人で即物的に食事するのも嫌いじゃない。
こんな時は何もしないで食事の後は煙草を吹かしてボ~ッとしてる。
通りに面した席であれば、道行く人達を眺めてると面白い。
人を見ているようで、
自分も反対にボケッとしたアホヅラを見られていたりするのだろう。


昼のカウンター席では、
隣り合わせたもの同士が言葉を交わすことは殆どあり得ない。
食事や休憩が終わればサッサと店を出て自分の目的地に向かっていく。
でも、夜のカウンター席だとそこでその場限りの嘘のドラマが出来上がったりする。



仕事帰りに飲み屋のカウンター席に腰掛け、一人で手酌して酒を飲む女。
だいぶ出来上がったサラリーマンが面白がって声をかけてきたりする。
「あなた、・・・・・・でしょう!」なんて。
「そうですけど、よくわかりましたね。」などと、相手の言うことが違っていても
気まぐれに相手になってやる時もある。
話の調子を合わせて、相手の想像する人物像になりすます。
そうすると上機嫌になって、随分見知らぬ人からご馳走になったこともあるが、
それがさして面白いわけでもない。

ただ一度だけ、、、
新聞を読みながら飲んでいた私の隣に座った和服姿の男性は今でもよく覚えている。
「何か面白いことでも書いてありますか?」と話しかけてきた。
その時、私が読んでいたのは書評の欄であり、
「ちょっとこの本が気になって読んでたんですけどね.....」と、
その後はひとしきり本の話をしてから抽象的な話題へと移り、大笑いすることもなく、
ガヤガヤする騒々しい飲み屋で、静かにボソボソと二人で長時間話していた。
確か、その人はその店の近くに住む翻訳業の40歳前後と見受けられる男性だった。


見知らぬ人を相手に、私はいろんな職種の様々な性格の女としてカウンター席で
酒を飲んでるような、そんな二十代前半の酒浸りの日々があった。
そういえばいろんな名前をデタラメに言ってたよなぁ~


私は一体誰なんだ!?


スポンサーサイト

2006.05.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | 雑感

コメント

コメントの投稿


秘密にする

«  | HOME |  »

プロフィール

志凛

  • Author:志凛
  • 稲葉浩志大好物

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。