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手ぶらふらふら

川沿いの遊歩道をふらふらと歩いた。

初詣帰りなのか、破魔矢を持った老夫婦や家族連れなどとすれ違う。
きっと、それぞれの願いを込めて拍手を打ち頭を垂れて、
「………が、叶いますように!」と。

改まった気持ちで手を合わせ、
明日の光を信じることで、案じている幾ばくかの不安が
多少は払拭されることになるのかもしれない。





日ごろ信仰心の無い私でさえも、受験の年には都合よく神頼みしたものだ。
記憶にあるのは、そのとき一度きりの初詣。
たぶんそれが自分の意思で出かけた最初で最後の初詣。
きっと今後も初詣に出かけることはないだろうな....

人とのすれ違いざまにそんなことも思いながら、
目的もなくあてもなく所在ないような気分で、ただただ道なりに歩いていた。

途中で橋の欄干にもたれかかり、川の流れをじっと眺めていた。
ここのところ大した雨も降っていないから水嵩は豊かではなく
貧弱な様相の川だけれども、意外に水が澄んでいて川底まで見渡せる。
投げ捨てられた人工的なゴミが、自然の中では異物として醜い姿を晒していた。
人工物それ自体が醜いわけではなくて、
あるべき場所ではないところに存在しているから醜悪なものとして映るのだろう。
それとも、投げ捨てた者の醜さが投影されて見えるのか......

川面の一点だけを見続けていると、
まるで自分の体が流されているように思えてくる。
実際はそこに留まりながらも移動している感覚だ。
きっと誰にでもそんな体験があるだろう。
流されてはいないのに、
この先どこへと辿り着くのだろうか...と、
現実感が乏しくなり夢見心地に意識が浮遊していく。

橋を渡り、反対側の遊歩道を歩いてみた。
川を隔てただけで、同じ方向に向かって歩き続けているのに景色が変わる。
あたりまえか。
いつのまにか、自分が見知っていた風景ではなくなっていた。
建売住宅が何軒も売り出され、マンションが建設中だったり、
区画整理で道幅が広くなっていたり、
あっという間に町の風景は変わっていく。
川の流れのごとくか...


ふらふら歩くのはいいが、どこで引き返そうか少し困ってしまう。
こんなときはいつもそうだ。

コートのポケットに家の鍵を突っ込んでいるだけで
他には何も持ってきてはいなかった。
なんのことはない、鼻水の気配を感じてそそくさと帰ることにした。(苦笑)



稲葉さんちのBUBちゃぁ~ん、
鼻水すすってくれぇ~~

稲葉さんでもええよ。(  ̄ー ̄)ニヤッ



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2007.01.03 | | Comments(0) | Trackback(0) | 雑感

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