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価値

自慢げに指を光らせてるダイヤモンドは、人によっては食えないただの石ころにすぎない。
我先に引き寄せる世界の情報網は、人によっては無益無用な雑音や塵でしかない。

金と権力の支配者が高見で居られる資本主義による近代社会。
価値を持ったが為に差別し、蔑み、いがみ合う。


みんな小さな輪の中で、それぞれの価値にすがって生きている。
それらを揺るがす破壊の気配には切っ先を向け、価値という幻の為に血を流すまでの愚かさ。
たとえ愚かな結末を迎えようとも、無価値であることの虚しさに耐えるよりも、
見出した価値を頼りとして生きていくことの哀しみを選ぶのだろう。

身にまとっている価値が多いものほど、失うことの恐怖に怯える。
全てが瓦解し、すがっていた価値が引き剥がされた時、
丸裸同然に立ち尽くし茫然自失でうろたえるのだろう。
そこで初めて、価値が幻であることの脆さに気づく。
それでもまた無価値であることの虚しさに耐え切れずに、
新たに自分の中の価値を執拗に求め続ける。

価値を自分に見出すことの出来ぬ者たち、共有の輪を見つけられない者たちは
虚しさに耐え忍び、もがき苦しみ、幾度も悶絶の夜を越えてゆくのだろう。

人は価値が有る無しでは語れない。
生きていくことを価値が有る無しでは語れない。
そうは思っても何らかの価値にすがりつき支えられずには生きていけないとも思う。



『x』
だれにも決められない あなたの価値は いつかわかるでしょう


誰にも決められたくはないけれど、
自己を取り巻く周囲の承認があってこそ、自己の価値が認められるのではないだろうか。
他者との関わりで自我が確立されていくのだろうし、他者無くしては自己はあり得ない。
でも自分自身の何に価値を見出し、その価値に他者の承認を得ようとするのかは、
やはり誰かが決めるものではなく自分次第なのだろう。


神でも誰でもない『己』






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2005.09.15 | | Comments(2) | Trackback(0) | 雑感

コメント

こんばんは、志凛さん。

「妄想記事」も凄い(笑)ですが、志凛さんのこういった哲学的というか評論的な文章も素敵ですね。

私的には価値観の集合体として位置している1つが『政治』だと捉えている感があります。
選挙になれば、多くの方が立候補され、自らの価値観を有権者に訴える。または、党で統一され強制的に植えつけられた価値を維持して政治活動を行っているように思えます。有権者は、そうして提示された『価値』の真偽を探りながら投票日を待つという...。


最近、参議院の方々が自民党の圧勝を受けてそそくさと「郵政賛成」へと鞍替えしていますよね。
その大半の意見が

「国民の民意を尊重する」というもの。

これって非常に危険な考え方ですよね。
9.11では、有権者全員が自民党へ投票したわけではなく、民主党に入れた方もいれば、社民党や共産党へ入れた方だっていらっしゃるわけです。民主党だって100議席を獲得しているわけですから、決してそそくさと「国民の民意が郵政賛成」なんて断言しちゃいけないと思うわけで。
正確には「国民の大半が郵政賛成なのでそれを尊重します」と言ってもらわないと。

政治っていうのは、多数派の意見が全てになってしまったら、それこそ「独裁政治」になってしまうと思います。少数派ですが、反対勢力がいるから均衡が保たれているわけで、その「少数派」の意見をすぐさま切り捨てるような上記の参議院議員の方々の発言は非常に危険な考えですよね。

議員の方々にはこういった基本的な価値観を見出していただきたいところ...(苦笑)

そういえば、民主党では素敵なオジサマが動き出しましたね(笑)

2005-09-16 金 00:59:28 | URL | マグノリア # [ 編集]

バランス

投票結果を見て余りの自民党圧勝に驚きました。
自民党に投票されたといっても、それぞれが自民党の唱えたマニフェストの何に価値を見出して投票されたのかは、皆が一律なものではないと思ってます。
しかし、小泉さんが『郵政民営化』の成立が他の行政改革にもつながるのだという、大して論理的ではないと思われるような演説を熱弁され、有権者の多くはその『小泉節』に打たれたのだと思いますけどね。
今回、改めて小泉さんの『劇場(激情)型政治』を見せ付けられたような気がします。
小泉さんにとっては、選挙戦は自分の得意のパフォーマンスを演じられる格好の劇場だったのでしょう。

確かに、押しの強い小泉さんは行動力の限りにおいては、他の党首よりも秀でてるように思えます。
その辺のところが、現状打開を望む国民の支持を得られたのでしょうか・・・・

>政治っていうのは、多数派の意見が全てになってしまったら、それこそ「独裁政治」になってしまうと思います。少数派ですが、反対勢力がいるから均衡が保たれているわけで、その「少数派」の意見をすぐさま切り捨てるような上記の参議院議員の方々の発言は非常に危険な考えですよね。

議員の方々にはこういった基本的な価値観を見出していただきたいところ...(苦笑)


私もマグノリアさんと同じように考えます。
選挙圧勝の結果により、前言を翻し「民意を尊重」などと、まるで責任転嫁するようになびいてしまう議員の方のかつての『反対理由』は、そんなに簡単に消してしまえる程度のものでしかなかったということですよね。
多数派に日和見的に寄り添ってしまうところに、政治家に対する不信感を抱かせてしまってますよ!

政策決定には数の論理があるとはいえ、多数派の意見が全て政治に反映されてしまうというのは、本当に危険なことだと思います。
その危険性を回避する為にも、反対勢力が与党と拮抗するくらいの力を持ち、大いに議論を戦わせた上で政策決定して欲しいものです。
そういう意味で与野党の勢力バランスは重要だと考えますが、、、、、選挙結果は一党勝ち。
マイノリティが即切り捨てられるのではなく、そこにこそ注目して議論するバランス感覚を忘れないでもらいたい。「忘れるな」というより、ちゃんと「持ってくれ」ってことです。

>そういえば、民主党では素敵なオジサマが動き出しましたね(笑)

(笑)あるのだとしたら、そろそろ素敵なオジサマの政治手腕や底力を見たいものだと思います。

2005-09-16 金 03:54:13 | URL | 志凛 # [ 編集]

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