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安定期(3)

前回では歌詞に関しても少し触れてきたけれど、『Peace Of Mind』に関してもそれをやると
かなり時間がかかるし・・・労力的にも気が遠くなるような思いがするので、
違ったアプローチの仕方で、自分で想像した結果まで辿り着きたいと思ってるが・・・・

まずは『Peace Of Mind』に収録されてる楽曲を大まかなカテゴリーに分類(暴挙?)してみようと思う。


分類しようとするカテゴリーの設定は(社会)(幸福)(男女)(個)とする。

おかえり(社会)       正面衝突(男女)         すべての幸せをオアズケに(幸福) 
Wonerland(社会)     横恋慕(男女)(社会)            ハズムセカイ(幸福)
THE RACE(社会)    SAIHATE HOTEL(男女)         幸福への長い坂道(幸福) 
水平線(社会)        I AM YOUR BABY(男女)(幸福)
透明人間(社会)
あの命この命(社会)        Tamayura(個)



このように乱暴にも大別してみたが、細かく歌詞解釈をすれば、それぞれが絡まりあって
(「幸福に関する考察」と某音楽雑誌記者が評していたように)「幸福」につながるものだと思う。

ざっと見ただけでも分かるように、今までには余り見られなかった社会に関する歌詞が多く
見受けられる。そして幸福という概念に関しての観念的な歌詞といい、今までのALとはかなり
違った印象が感じられる。 


『マグマ』では、稲葉浩志を映す鏡は女であり、自己存在の承認を得るが為に、
女を対象として求めていたと思われる。
男と女の関係は対等であり、いつ崩れるとも限らぬ砂山のようであり、
幸せの只中にいても、その幸せの背後にはいつ失われるかもしれぬという不安がつきまとい、
至極脆弱な関係だと思われる。
そしてその関係を維持する為の緊張感は常に持ち合わせていなければならないと思う。
稲葉浩志にとって、かけがえの無い存在と思われた大事なモノを失った時期とも重なり、
そのように不安定な自我に煩悶し、内省的に自我と対峙する稲葉の資質が色濃く出てる
ALだと思われる。
また、『志庵」』リリース時にTVBS特番で稲葉本人が語っていたことだが、
数直線を引き合いに出して、『マグマ』はマイナスからゼロに向かっていたと。

『志庵』は、プライベートスタジオから制作を開始したということで、またギターは2曲以外は自演
であり、稲葉浩志のパーソナルな部分での創造する喜びを楽しんでるALだと感じられる。
曲もバラエティに富み、前作の『マグマ』とは色合いがまるで違う。
歌詞は、イケナイと思われる女に手を出したり、過去の女を匂わせたりと、もしかして倦怠期?と下種な勘ぐりをしてしまうような・・・・。
例えばそうであったとしても、近い将来の新しい命の誕生を目の前にする者の喜びが
それを払拭させ、社会的な歌詞を提供しようと思えるほどに前向きであり、明るさが感じられる。
モチベーションとしては3作の中では一番希薄ではないかと思われる。
そして、『マグマ』ほどには内省的でもない。
先ほどの数直線の地点で言えば、ゼロというフラットな状態に立っていたようである。

現時点で最新のAL『Peace Of Mind』
このALを初めて聴いた時にはちょっとした衝撃があった。
「Wonderland」は先行シングルとしてリリースされていたが、、、、、、
「透明人間」の歌詞には驚いた。
この曲の歌詞は社会を騒然とさせた一連の少年犯罪を想起させるもので、社会から承認を得られない少年の内面を痛いほどにリアルに表現されたものとして私は受け止めた。
先行シングルの「Wonderland」は、若年層から30代までの広範囲にわたる「ひきこもり」をモチーフにした歌詞のようである。
この2曲は現実の社会問題、事件に触れたものであり、このようなことが稲葉浩志にとってリアルだと感じられ、歌詞として表現するまでに至った稲葉浩志の変化に驚いた。

「Wonderland」の歌詞では、「ひきこもり」に関しての稲葉個人の思考が窺われる。
しかし「透明人間」の歌詞においては、その事件に関しての稲葉の思考にまでは言及されず少年の内面を表現するだけで留まっていると思われる。
そこが気になるところであり、それをどのように受け止めてるのか・・・・
稲葉浩志が思考するところに興味を抱いている。

このような変化は、先に挙げた「ハズムセカイ」の稲葉浩志が背景としてあり、
「愛しいものを初めて知った せめてあのぬくもりよ永遠に」と思う稲葉、
「ぷわぷわの愛が欲しくって まっしぐらに進もう」「過ぎてゆく瞬間が輝いて見える」稲葉、
「あなたとともに生きる」稲葉、
「ともにいさぎよく さりげなく 力強く いきましょう」と言える稲葉
「今あなたは幸せですか」と問われると「いいえ 別に」と答えられるくらいには幸せの中に
いる稲葉が現存するからと考えていいのではないだろうか。

数直線でこのALを位置づけるとしたら、ゼロよりはプラスに移動したのではないかと思う。
今まであった稲葉浩志の壁が少し低くなってきたように感じられる。

世間的にも父親という社会的承認が得られて、今の時点では庇護されるほかない子供からも
全幅の承認が得られ、男・夫として妻から承認が得られ、そして職業である歌手としても
業界や大勢のファンからも承認が得られている。

稲葉浩志にとってのリアルだと感じられる社会とは、それは稲葉個人というよりも親としての稲葉のリアルな社会(今後、子供が成長して小さな社会である家庭から踏み出していく次の社会)なのではないかと想像する。そして、そのリアルさが稲葉浩志に、社会的な歌詞を表出させてると考える。

こんな状況にいる稲葉浩志が「安定期」であると思うのは間違いないのではないだろうか。

今は、子供の日々目を見張るほどの成長に目を細めて全幅の承認の中で安定してられるが、
今後、子供が学齢期に入り成長するに従って承認の形が変化することで、
稲葉浩志の安定期は揺らぐことがあるのかもしれない。
成長していく子供を対象として映される自我をどのように受け止め、何をリアルと感じて歌詞として表現していくのか、今後の稲葉浩志の変化が興味深い。







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2005.08.20 | | Comments(2) | Trackback(0) | 人・稲葉浩志

コメント

こんにちは!

わーブログお引越しされたんですね!
星がポップでかわい~☆

志凛さんの歌詞考察、やっぱすごい・・・
なんでそんな頭回転できるんですか!?
でもそれだけ稲葉さんへの愛があるってことかな?
それなら私も負けませんヨ!!(とか言ってみたり・・・)

子供の存在がこれほど大きく影響しているとは!
稲葉さんもなんだかんだ言って(?)人の子なんですよね・・・
なんか「安定期」を読んでホっとしました。
アブナイ稲葉さんじゃなくなっちゃうのは少し寂しいけど・・・
あ~やっぱり恋にドロドロ生きてほしい!!ってのが本音です。

2005-08-21 日 12:36:12 | URL | アルベール # [ 編集]

お久しぶりです~

アルベールさん、いらっしゃい★
今回は大まかな歌詞考察しかしてないんですけど・・・
頭が回転しないから、こんなエロ毒blogしかできないんですよ!(汗)
まぁ『稲葉さんlove』の気持ちはイッパ~~イ溢れるほどですから、これだけは自信アリです。(笑)

>アブナイ稲葉さんじゃなくなっちゃうのは少し寂しいけど・・・
あ~やっぱり恋にドロドロ生きてほしい!!ってのが本音です。

そうなんですよ!
稲葉さんが幸せなのは嬉しいのですが、
危険な匂いが薄れてくるのは少し物足りない気がしています。
稲葉さんだけじゃなく、誰もが日常生活の変化とともに変わっていきますからね・・・・
提供された楽曲を味わう他ありませんね♪

2005-08-21 日 20:16:17 | URL | 志凛 # [ 編集]

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