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宋国から帰還

ここ10日ばかりは、
いつもと同じ場所に居ながらにして、ここには居ないような、
まるで時空を超えて長旅に出ているような気分だった。

ふぅ~~~長かった。
この長旅を終えた時には、
やっと終えられた安堵の気持ちと名残惜しさがない混ぜになって、
「はぁ~~あ」
深いため息が出た。
そして、すぐには日常には戻れないような...









北方謙三の著作、『水滸伝』全19巻を読破した。

いやぁ~面白かった。
もう読み始めたら、やめられないとまらないの「かっぱえびせん」状態で、
まさしく「貪り読む」というカブリツキ態勢なわけ。
まるで自分も梁山泊の同志と共に生きていたような...
なんて染まりやすいタチなんだろうか、
言葉までもがメールするときに「伝令を出しておこう」とかってさー。
本から離れているときも戦況が気になってしょうがない。
最終巻の決戦の場面は中断することができずに、
緊迫した戦場を凝視するかのように手に汗握り、一気に読んでしまった。

梁山泊と宋があらゆる人材を結集させて攻防を繰り広げていくのだが、
その登場人物の殆どが超人的な働きを見せ、
限界値を超えたところのギリギリで燃やす生命の輝きが凄まじい。
あまりにも人間離れしていて笑ってしまうところもあったけれども、
現実では考えられないようなことが起こりえて、それが不自然でもなくて、
それはそれで胸のすくような気持ちにさせてくれる。

罠が仕掛けられ、斥候が駆け巡り、過酷な調練の繰り返し、
腹の探りあいと駆け引き、緻密な戦略と時の運、
一時たりともストーリー展開に緩みが感じられず、
心地よい緊張感を保ち続けて読者をぐいぐい引っ張りこんでいく。
さらには、登場人物のそれぞれの生き様がそれぞれに懸命であり、
己自身と対峙する姿には、時代を超えた普遍的な人間性が表れている。



北方氏の『三国志』も面白かったけれども、
『水滸伝』のほうがめまぐるしいストーリー展開なので、
こっちのほうが読者引力度が高いと思う。
「映画って面白いですねぇ~~」じゃないけれども、
「本って面白いですねぇ~~」って、物語をおなかいっぱいに堪能した感じ。



緊張感たっぷりな読書の反動か、
いまは『軽老モーロー会議中』なんてタイトルの、
ゆるゆる~な内容の対談集を読んで笑っている。
『水滸伝』のように日常生活に食い込んでくることなく、
就寝前の読書タイムだけで済んでいることにホッとしている。





宋国に行っている間にもう7月末!?

はやっ!








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2007.07.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | 雑感

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