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物語る木々

会えるかな...と、頼りない淡い期待だけだったのに、
偶然とはいえ、なんとタイミングのよいことか...


お昼時という時間帯のせいか、通りには殆ど人は歩いていない。
どうやら勘違いしたらしい道を引き返してウロウロしていると、
自転車がやってきた。
その自転車の人...もしかして...

確信が持てなかったが声をかけてみたら、その人だった。
ちょうど仕事先に向かうところだった。











「生きていたのぉ~~っ!?」

怪しげないでたちの私が誰であるかを認めて発した第一声。


「ハイ生きていました」(苦笑)

いくら久しぶりとはいえ、生きていたの?ときたもんだ。
それもそうか、十年一昔だものね、
驚くのも無理はないか。







その一昔以上も前に住んでいた町を歩いてみた。
古い記憶を引っ張り出して、入り組んだ路地を歩いてみるのだが、
かなり記憶が曖昧になっていて、当時を思い出すのに時間がかかった。
もちろん町も様変わりして、住宅が密集して空間が乏しくなっていた。




最も時の経過が感じられたのがこの場所だ。

kouen.jpg  kouen1.jpg  kouen2.jpg


だだっ広い芝生を取り巻いていた木々。
こんなにも鬱蒼として深い緑の森じゃなかった。
樹木の先端はてっぺんを見上げるほどに高く伸びていた。

歩きつかれて汗だくになった肌を撫でていく緑の風。
あっというまにひんやりして、上気した身体が落ち着いた。
ベンチに座って公園を見渡していると、
かつてそこで戯れていた自分が幻影のように現れてくる。
あんなことも....こんなことも.....
多少ふらついていたけれど、
案外迷いもなくて一直線だったのかもしれない。
愚かだったことは今でも変わらないけど。(苦笑)





過去は動かしようがないものであっても、
物語りとしては、きっと自分の中で変化していくものなのかも....
物語る自分が変わっていくのだから。












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2008.06.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | 雑感

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