スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | | スポンサー広告

アクアブルー

『アクアブルー』


この歌詞は言葉のままに男女の物語として捉えられるとも思っていたが、
じっくり読んでみると、そうではなく、これは社会的な事象を表現した歌詞だと思えた。

サビから始まる曲だが、このサビの歌詞一行目に注目した。

アクアブルーが静かに 闇の中で光ってる

このフレーズは4箇所にある。
アクアブルーは携帯の着信を知らせる光がモチーフになってることは
稲葉本人が話していたこと。





闇と光のコントラストで、アクアブルーの光の存在を際立たせている。
際立たせ、クッキリと浮かび上がらせたいそのアクアブルーとは何か?
携帯の着信を知らせる光であり、
その向こう側には一つの伝えようとする現実世界があるはず。
しかし受信せずに放っておけば、
そこにあったはずの現実は認められずに存在なきものとみなされてしまう。
このアクアブルーの光は『現実・真実』の象徴として表現されたものだと考えたい。
『闇』とは何も見えない状態であるが、その中で光を放つアクアブルー『現実・真実』
ということで、認識されなていない『現実・真実』と解釈した。


次に続く歌詞ではその認識されていない『現実・真実』が
どのようなことであるかが表現されたものだと思う。


今日もこの街のどこかで ホタルみたいに光ってる

この歌詞の場合は、『現実・真実』の内容というよりは状態を表してる。
ホタルの光といえば、ぼんやりとした連続する光の点滅である。
頼りなく消え入りそうな光ではあるが、それを手に包むと熱を感じ
人の顔を照らすまでの明るさがあり、確かな存在を実感できる。
そしてホタルの光は眼前に現れたり隠れたりしている。

認識されていない『現実・真実』が今日も街のどこかで見え隠れしながらも
確かに存在しているということ。


見え隠れして存在する、認識されていない『現実・真実』は何であるか、
サビ2.3.4番目の2行目

くだらないことばかりで わたしは泣いている
くだらないことばかりで だれもが怒ってる
知らないことばかりで この星はまわってる
どうしようもないわけで だれもが泣いている


では、この『くだらないこと』や『どうしようもないわけ』や『知らないことばかり』は
どのようなことなのか?
それがサビ以外の歌詞で表現されている。


そしてこの歌詞に出てくる『わたし』を『他国』と置き換えてみると、

わたしのことを どれだけ知ってるの 言ってみてよ 聞かせてみてよ
その場しのぎの コメント続けて ごまかしはきかない ああ それはまちがい


わたし(他国であるわが国)に関してどのような認識を持っているのかと。
それに対するコメントは、その場しのぎのごまかしでしかなく、
間違った認識をしているのではないかとの反論。_(歴史認識、教科書問題)


もらった プレゼント 値札がついたままってこと
今さら 言わない


『値札がついたプレゼント』は、一般的には差し上げる方に対して失礼な行為に当たるはず。
受け取った者に対する配慮に欠けた行為である。
善意の押し付け的な行為とも考えられる。
そして『今さら』という時を表す言葉から『言わない』でいることは
すでに終わってしまった出来事であることは自明。
『値札がついたプレゼント』をもらったのは過去の出来事である。
即ち過去の誤ち(善意の押し付け的行為)については今さら言及しないが・・・。_(戦争)


ほのかに青く 電話が震えて
わたしは 誰かと 見つめあってる


あなたの国が働きかけてきてる時にも
わたし(他国)は、あなたの国以外の他国と交渉しているのだと。_(頭越し外交)


自信ありげな あなたの おろしたてのオピニオン 受うりのチャンピオン

あなたの国の意見は他国に迎合した受け売りのものでしかないということ。_(米国の妾的外交)


何ひとつ見てないで 正義や大義ふりかざす
哀しみ 知るべし


現実を歪曲し、正義(非道なテロ撲滅)や大義(愛国)をふりかざし、
他国・他者に哀しみをもたらしてることを認識すべきだと。


あなたが部屋を ノックしてる頃
わたしは 誰かの 腕の中に


あなたの国がやっとアクションを起した時には、
すでに他国と話しを進展させているかもしれない。


このような感情的な二項対立がはびこる社会、
軍事・経済大国の強者の論理で展開する社会、
民草の声の届かぬところで世界はまわり、
抗えぬ歴史の流れに翻弄される国や人々の
哀しみや嘆き、怒りの絶え間ない現実が存在している。


点滅する真実のブルー

『点滅する真実の(ブルー)=(アクアブルー)が静かに 闇の中で光ってる』
認識されていない現実。
認識されるべき現実。




社会の上っ面しか眺めてない私にはこの程度の解釈しかできないが、
歌詞中の『あなた』と『わたし』を男女として解釈するにはちょっと無理があるように感じられた。

この歌詞はすばらしく音にハマリがいいというか、言葉の座りがいいと感じられる。
たたみかけるようなインの踏み方がとても気持ちよく音に乗っかっている。
稲葉浩志の音に対する感性と言葉選びのセンスの良さが織り成す歌詞だと思われ、
もしや、この歌詞はあっという間に出来てしまったのではないかと
想像させてしまうくらいに、テンポよく展開している。








スポンサーサイト

2005.10.02 | | Comments(0) | Trackback(0) | 楽曲

コメント

コメントの投稿


秘密にする

«  | HOME |  »

プロフィール

志凛

  • Author:志凛
  • 稲葉浩志大好物

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。