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歩く

日曜日、ひたすら歩いていたばかりではないが、
ふらふらと気の趣くままに寄り道もして、
久しぶりに歩くことを主体とした外出は、
車のハンドルでいうところの“あそび”の部分が、
自分の中に作られたような感じがした。













惜しみないたっぷりの陽光は、
川が流れる水面をキラキラと躍らせ、
若い緑を艶やかに光らせて、
私をもほっこりと包みこみ、
それは綻びのない完全なる平穏が与えられているようでもあった。



寄り道にしては長居し過ぎてしまったな...と、
数冊の本が入ったサブバックの重みを少し苦々しく感じながら、
「春」があるかと脇目をキョロキョロ。


miti.jpg
(眩しくて確認できずかなりピンボケ)

そうさな、「道」はこんなふうに起伏があってしかるべきで、
アスファルトのような真っ平な「道」を望むのはどうかと...
面白みがないじゃないか...



昨日の能、一角仙人のシテの色気はなかなかで、
勧められるままに酒に酔わされ、宮中一の美女に幻惑され、
見つめ合う場面など息を呑むほどドキドキした。
・・・・惑う高揚感は愚かでもあり悲しくもありか....

ホールならではの演出も邪魔にならず効果的であったし・・・
小島英明の解説を初めて聞いたが、語り口調に知性も感じられた。
自分の目の付け所もまんざらではないかな...

狂言方・萬斎のメリハリの利いた口跡と
華のある姿かたちは何度見てもやはりいい。
大勢の客を呼ぶのも納得させられる。
演じる者に欠かせないものは色気か…
いや、演じなくても人には色気が欲しいと思うけど。



加藤周一はなにやらスゴイ・・・
隙のない鋭い視線と明晰な言葉が、
圧倒的な存在感としてTV画面からはみ出してくるようで…
今まで縁がなかったのは惜しいことをしたものだな。
なるほど、この世の不在が惜しまれるのはもっともだと思う。
何度も新聞に載っていたのに、
強烈な印象を持つほど熟読もしなければ、
ほんの数回サラリと眺めただけだったのだろう。
自分にそれだけの意識しかなかったということだ。



どこか別の場所に住みたいなぁ・・・
どこがいいだろうか.....


などと脈絡もなく頭をよぎる思いと呟きがありつつ、
漫然として辺りを眺めては深呼吸もして、夕暮れ時まで歩いた。





あっ、休憩した店に面白い人がいた!
カウンター席の一つ隣の席の男性。
すぐ隣の客が去ってから、
眼の端に何か煩わしさを感じてチラリと横目で見ると、
男が激しく貧乏ゆすりをしているのだ。
それが今まで見たこともないほどの激しく小刻みな上下運動なのだ。(笑)
それも両足だよっ!
音楽でも聴いているのかと思いきや、そうでもない。
何やら本を広げて学習している様子で、
貧乏ゆすりだけではなく、ペンを持つ手もせわしない。
指でクルクルとペンをもてあそび、
その回転数たるや、貧乏ゆすりに負けず劣らず激しく多い。(笑)

しかしなぁ・・・
その手足の運動エネルギーを頭脳に回したほうがよくはないか!?
と、余計なお世話であろうけれど、私は思った。
余計なお世話というより、
単にその男の動きが煩わしかったからだけど。
仕方なく、自分の腕を衝立にするようにして、
頭を左手で支え、斜に構えて休憩することになった。
休憩したはずなのに、
ちょっとカラダに負担を感じたりもして。(苦笑)













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2009.03.16 | | Comments(0) | Trackback(0) | 雑感

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