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かえりみち

10/18記事 『闇の中』 続編



 
私 「なんだか、こんな空見てたら急に帰りたくなってしまったっていうか・・・」
稲 「そう・・・」
私 「すご~くイイ眺めでした。ありがとうございます。
   こんな場所に連れてきてもらえて嬉しかったです。」
稲 「おなかへってない?」
私 「ええ~、大丈夫です。」
稲 「そうっか・・」

ウッソーーーーッ!!待ち合わせ場所でハラの虫が鳴いてたじゃんっ!
マジで頭イカレちゃったのかよっ!?



私 「あっ、もしかしてお店に予約入れてたとか・・・」
稲 「イヤ、そんなことはどうでもいいんだけど、、、じゃぁ出ようか!」
私 「ええ」

ちょっとぉ、今、稲葉ファンを敵に回しちゃってるかも。。。。
『稲葉さんのお誘いを、途中で自分から帰るなんて言うとは、
オマエは何様ぁーーっ!?』ってね。


部屋を出て、さっきとは逆の順路でエレベーターに乗り込んだ。
何となく二人とも無言。


どうしてこうなっちゃったのかな。。。。
稲葉さんと一緒にいるのが妙に哀しくてせつなくなってきて・・・
だから、もう一人きりになりたかった。


丁度エレベーターが真ん中の階あたりの時に、
私の隣に立っていたはずの稲葉さんが、後ろから私をギュッ抱きしめてきた。
突然のことでビクッとして振り返ろうとしたら、

稲 「いいから、じっとして!」
私 「。。。。。」
稲 「なんか冷たいよ、君の体」
私 「あー、私すごく冷え性だから・・・」スットボケ
稲 「フフフそうじゃなくって、、、、こうしてるとあったかいだろぅ」
私 「ウンあったか~い」


ちょっとぉー!いい加減にせぇよ~っ!!
アンタさぁ、凄くブリッコしてんじゃないのっ!
キャラが違うんでないかいっ!
それに稲葉さんも、こんな歯の浮くようなこと絶対言わないと思うんだけど・・・・

ヘヘ、自分でも書いてて気持ち悪くなってきたけど、たまにはこういうのもやらせろよぉ
なんか守ってあげたくなるような「可愛い女」ってのになってみたいじゃん!
現実じゃ、こんなふうにはなれないんだよー
ここだけでもキャワユイ女路線でいこうよー

でもさ、稲葉さんは女に甘えたいタイプなんだよ!
自分が女を守りたいんじゃなくて、守ってほしいんでしょ~
ヨシヨシしてほしいんじゃないの!?
だね。。。。
じゃぁ女性上位でリードして責めまくるってか・・・


では仕切りなおし


エレベーターの中の二人は無言のまま、通過を知らせる番号をただ眺めていた。
私は後方の壁にもたれて、稲葉さんは私の一歩前ほどに腕組して立っていた。

そんな稲葉さんの後姿を見ていた私は、思わず稲葉さんの背中に抱きついた。
少し驚いたように稲葉さんは振り返った。

稲 「?・・・」
私 「少しだけこのままで・・・」
稲 「・・・・」


自転車二人乗り以来の稲葉さんの体の感触!
最高ぅ~~~!!
部屋の中ではオアズケ状態だったから、思う存分密着させちゃうもんね~~
気持ちエエ~~~
上腕筋ごと抱きしめちゃってるんだからぁーー
アーン逞しい~~腕!
かぶりつきてぇ~~~!
ホントは抱きついてる指まで動かしたいけど、、、そこはガマン!
素直に、されるがままにじっとしてる稲葉さんがカワエエ~~~!!

思わせぶりな言い方しておきながら、腹の中はこんなもんよーー
女ってコワ~~~ッ!


私は、激しく求める熱い高鳴りを伝えるように胸の膨らみを強く押し当てていた。
そして稲葉さんが、自分の体を抱きしめている私の手に触れたその時、

私 「ハイ、もういいです。」と言って、体を稲葉さんから離した。
稲 「ハハハ、『もういいです』って変なヤツぅ~」
私 「フフ、全然ヘンじゃないですぅ!」
稲 「変だよっ!」
私 「なんだか背中が私のことを誘ってたから、ついつい・・・」
稲 「えっ!オレの背中が!?」
私 「そうー、ホラっ男は背中で語るって言うでしょう~。ハハハハ」
稲 「それ違うだろっ!ワ~ケわかんねぇー」
私 「あっ、着きましたよ。」



エレベーターから降りて、数時間前に来た通路を駐車場へ向かって歩く二人。

稲 「家の近くまで送っていくよ。」
私 「そんな、、、じゃぁここから一番近い駅の辺りで降ろしてください。
   そこから電車で帰ります。」
稲 「いいよ、遠慮しなくって。」
私 「いえ遠慮じゃなくて、電車に乗って帰りたいんです。」
稲 「そう・・・でも乗り換えしやすい駅まで乗っていけばいいじゃん!」
私 「でも・・・」
稲 「いいからそうしなさぁ~い!」
私 「じゃぁJRの○○駅まで、お願いします。」
稲 「うんっ。」


車中


私 「こんなに大勢の人、どっからあふれてくるんだろ・・・」
稲 「そう思うよね・・・」

その後は何も話さずに無言の二人。

稲 「寝てるの!?」
私 「寝てませんよーー!」
稲 「いやっ、静かだから寝ちゃったのかと思った。」
私 「黙ってると気詰まりですか?」
稲 「ゼンゼン平気。もうすぐだね駅・・・」
私 「ハイ。渋滞してなくてヨカッタですね。」
稲 「うん、意外とね。」


ほどなく目的のJR駅前に到着して、

私 「今日はお誘いくださってありがとうございました。お帰りはお気をつけて、じゃぁ・・」
稲 「ウン、君も気をつけて!じゃぁね・・」


私は稲葉さんの車から降りてドアを閉めた。
そして目の前から走り去って行く稲葉さんの車が見えなくなるまで、その場に立っていた。





稲葉さぁ~~~~ん





と~~っても後ろ髪引かれたんだよぉ~~~!!
思いっきり強く引っ張られて丸坊主になるくらいにね!


でもね、これでまた後へ続くってわけよーー。フフフ
(またいつの日か・・・)







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2005.10.19 | | Comments(0) | Trackback(0) | 浩志凛

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